活動報告report

2022.03.15

令和3年度末茨城県グローバル・サポート事業の報告会を行いました!

mainimage

3月下旬に、茨城県グローバル・サポート事業の令和3年度の報告会をオンラインで行いました!

協力校である茨城県内の6つの中学校の先生方と筑波大学の先生方、en nichiのメンバーで、協力校全体の報告会と各校ごとの報告会を行いました。

全体の報告会では、各校で中心となってくださった先生方と運営について話し合いました。先生方の視点から、連絡体制についてや生徒の変化についての成果や課題をお聞きすることができて、より学校に寄り添った支援はどのようなものか考える機会をいただきました!

各校ごとの報告会では、日本語サポーターと担任の先生を中心に情報交換を行いました。日本語サポーターからは担当生徒の支援での様子や成長について報告し、担任の先生からは学校での様子についてお話を伺いました。

今回初めて学校ごとの報告会に参加した、桑原さんと藤田さんに感想をお聞きしました🌟

🌏桑原さん
年度末の報告会では、日本語サポーターと学校の先生方の間で、支援を受ける生徒さんについて、コミュニケーションをとることができました。特に、1・2年生の生徒さんは、来年度以降の学校での学習や日本語支援を考えるうえで、互いの情報共有が重要であると感じました。
報告会では、生徒さんの学校での様子や困難に感じていることを確認することができたため、これからの支援に活かすことができる有意義な機会だったと思います。

🌼藤田さん
報告会の資料を作る際、今まで自分がどのような授業を行ってきたのか、それがどのように生徒さんの成長につながっているのかを改めて考えさせられました。支援内容を客観的にみることで、改善点や課題を深く掘り下げることが出来たと思います。
また、語彙が増えていたり学んだ文法を使っていたりなどの成長は授業内でも見られていましたが、それがDLAの数値としても表れていたのはとても嬉しかったです。それから、中学校の先生方から日常生活のお話を伺ったことで、支援の重要性をより理解できたように思います。この報告会で学んだことを次につなげていきたいです。

このように毎年度末に協力校と報告会を行い、連携を強めながら支援を行っています。今回報告会で学んだことを生かして、令和4年度の支援に取り組んでいきたいと思います😊