セミナーの前半では、竹之内さんに「ジェンダーマイノリティ」について、金城さんに「障害」について、入江さんに「外国にルーツを持つ子ども」についての3つの視点から発表していただき、質問や感想を共有しました。その後の時間では、小グループになって感想や自分の体験を踏まえたディスカッションを行いました。

私たちを含め参加者の皆さんも、普段から「マイノリティ」という考え方についてモヤモヤを感じた経験はあるものの話し合う機会がなかったそうで、この時間は貴重だったなと思います。

自分の存在自体やふるまいの見直し、社会への変化を求める意見、その背景にある文化、などなど…非常に多様なディスカッションが行われ、時間が足りないくらい盛り上がりました！

今回取り上げたテーマは、すぐに答えが出るようなものではありませんが、自分の大事にしたい視点や他の人の考え方について触れることができたことで、新たな発見が得られ考えを深めることができました。何より「話し合う場の重要性」についての感想が多く寄せられ、これからも議論されるべき内容であることを再認識しました。

私たちは、今回のように外国にルーツを持つ生徒とかかわる中で生じた疑問について、関心のある皆さんと話し合う場を設け学んでいきたいと思います。

次回もどうぞよろしくお願いいたします！！